感情と感性と感覚の違い [感情編]
一概に「良い人」って言っても
それは人によって親切な良い人だったり、優しい良い人だったり、正義感に満ち溢れた良い人だったりして
その上、全く正義感の無い優しい良い人はいなかったり、、、
すごく親切なのに全然優しくない良い人はいなかったり、、、
近い内容だからこそ微妙に全ての要素を内包している。
けれど、真横に並べて比較してみれば全然違う。みたいな事は良くあることで。
この、感情と感性と感覚も同じでは無いとは分かっていながらも
そんなにじっくり違いを考えたことは無く
先日友人に、
って自分で送っておきながら、あの時にヅワァァァ!ってなったものは感情なのか感性なのかと不思議に思い、
自分のあの時の感覚を再度俯瞰で見てみるとヅワァァァ!は100%感情で全く素晴らしい感覚でないと判明して愕然、、、Σ(゚д゚lll)
これではイカーーン!!と、今回Google先生の手助けのもと「感情・感性・感覚」を詳しく紐解いてみたらなんと全く違う。
あのヅワァァァ!は、ただの14歳がホルモンバランスが乱れてポエムを書いちゃうあの感覚やったんや、、、_:(´ཀ`」 ∠):
作品としての仕上がりは全く稚拙やのに気分に酔ってるから正しく判断出来ないって言う一番痛々しいやつ_:(´ཀ`」 ∠):_:(´ཀ`」 ∠):
40歳手前でこれはやっちゃいけないレベルのミスでは無いか自分!!
って事で自戒の意味で調べに調べたのでまとめて保存しておく↓↓
まずは
【感情】
とは、気持であり心持であり、快・不快を主とする意識のもっとも主観的な側面。
生理学的には、身体感覚に関連した無意識な感情(emotion,)と意識的な感情(feeling)と分類されることが多い。
スピノザは「喜び・悲しみ・欲望」以外の基本的感情を認めないとまで言い切ってるけれど(それから派生する45種類、計48種類ってのが全体の説)
「喜怒哀楽」それに「愛・憎」がプラスされた六情ってのが日本人的には感情の基本なのかな??ってのが自分の感覚。
平安時代の参天台五臺山記ってのにも六情がうんたらかんたら、、、
って節があるぐらいなので千年近く持ち続けてる日本のDNAに沁みるわたりきった感情なのではと思う。
ちなみに中国は「喜怒哀楽」でも六情でもなく「五情」だそうで
喜・怒・哀・楽・怨らしい!!
同じく中国の統的な中国の初学者用の学習書である三字経では
喜・怒・哀・懼 (おそれ)・愛 ・悪 (にくしみ)・欲 だって書いてるし、なんだか中国宮中ドラマを思い出すドロドロ感、、、(ll゚◇゚ll)
それに比べインドは
シュリンガーラ (恋愛感情;恋する気持ち、愛する気持ち)
ハースヤ (滑稽な笑い)
カルナ (悲しみ)
ラウドラ (怒り)
ヴィーラ (勇ましい気持ち、活力あふれる気持ち)
バヤーナカ (恐れ)
ビーバッサ (嫌悪)
アドブタ (驚き)
シャーンタ (平和)
なんですと!!!
勇ましさや平和が入ってるとはさすがガンジーの国!
お国柄ってこんなところにも出るのかとなんだか感動してしまったり色々楽しかった、、、(*´Д`*)♪
ちなみにRobert Plutchikは「感情の輪」ってので
って説明してて、これもなるほどな!!!とウルトラ感心。
詳細はこんな感じ
予測してなかったから驚くのだし、心配してるから怒るのだし、心配で心がいっぱいの時に信頼できる人がいれば服従に繋がるだろうし、悲しみ+嫌悪が自責に繋がるのは、もう当たり前と言えば当たり前なんだけど、こうやって表になって一覧で理解しているって大事だなぁと、この超人的まとめ力を見て思った。
結局、胸をおどらせたり、はらわたが煮えくり返ったり、頭に血が上ったり、
軽蔑したり、安心したり、満足したり、緊張したり、
やる気が出たり、むしゃくしゃしたり、、、
それって全部感情やん!!
ってこうやってテーブルの上に並べて落ち着いて眺めてみると分かることやのに
日常の中ではまぜこぜになってしまっていて、それが混乱の元になったり喧嘩の元になったり。
気をつけないといけないなぁと。
満足感や幸福感や罪悪感も感情に分類してる専門家の人もいて、こういう感情は違うけど、感情ってすごく一過性と言うか、浮き沈み半端無いと言うか、感情で決定すると痛い目みそうな匂いが充満しとる(´-ω-`;)
感情を無くす必要はもちろんないし、無い人間はロボットみたいで怖いし
時に隠れていた自分の本当の気持ちを知るとても性能の良いバロメーターではあるとは思うけど、「反日感情」とか、もぉぉぉ思いっきり「感情」って言うてもうてるし、感情を政治に持ってきたり、「買って応援しよう!!」とかもね、感情なので正しい判断を出来ないように思う(´-ω-`;)
なので、明るい感情に流される日もたまにはあっても良いけれど、
常日頃は理性的に思考して物事を選択して、感情的でなくて感性で生きていきたいなぁ。と徒然思った次第です。
でも今は結婚して少し緩和されたといえど生粋の激情型家系の出身やから、理性・感性型人間になるには先は長いなぁぁぁ、、、( 。-ω-)
そういや、工藤静香ねえさんは昔、
激情に身を焦がして 激情に流されて
どこへさまよいゆくのかは知らない~~♪(古!!!)
って歌ってたのにどこにも彷徨いゆかずシッカリとキムタクをGETして流石ねえさんですな。
って、ダライ・ラマとポール・エクマンの感情地図とか他にも盛り込みたいことは沢山あるけど、感情の考察が静香ねえさんにまで行ったのを取りあえず終点として
よく恥ずかしげも無く感情と感性を並べて書いたもんだね!数日前の自分!!て戒めの気持ちを忘れず
次は[感性]をまとめます!!→