『仮想通貨』と『君たちはどう生きるか』

風の噂で、日曜日にNHKで仮想通貨の特集やってたと聞き
いかん！今すぐ買わねばー！！なのに本人確認のハガキがまだ来ないщ(ﾟДﾟщ)
また出遅れてしまう～～～！！！焦・汗(≧Д≦)！！

となったけど、

前にパラグライダーやった時のインストラクターさんが言ってた
「飛びたいと思っている人は沢山いても、本当に飛ぶ人はほんの一握りなんだよ」
って言葉を思い出して冷静さを取り戻す。

、、、ってか、また出遅れてしまう～～～！！！焦・汗(≧Д≦)！！ってさ、

ここ数年間哲学を学び、人間とは何か。。。(￣ー￣)とか悶々と考え

お金で人生を惑わされてはいけないなど百も承知で

うんうん。お金なんてただの流れでエナジーなのね。

お金で買える幸せは確実に存在するけど、持っているお金の量と幸福感は比例しないのね！！

的な？？涅槃の境地的な？？所に立っている予定だったのに

情けないにも程があるよね( ノД`)…
お前はこの５年間何を学んで来たのだ。。。(￣ー￣)

と反省し、

ちゅうか、こんな気持ちに人間をさせるお金ってナニモノ！！？？
見えない敵とは戦えないので、一体何者なのか正体暴いてやろうではないか！！

ってね、調べまくったんだけれど全く分からんよね。

真っ透明。もうＭＡＸインビゼィボー。
その上、可視化が出来ないだけならまだしも質感もない。
透明人間ならぶつかったら分かるけど、透明な上に質感が無いって事はぶつかっても分からない。
アイツって存在感ゼロだよね～～。って言われても仕方ない存在にもかかわらず
何なんだ！！？？この存在感！！！

日本の紙幣が何かは分かる。

日銀さんがモルガンさんと相談して印刷してる紙の事じゃろう。
でも、それって「お金」じゃ無いものね？？

体験談なのですが、私、両替所で働いてた事がありまして、
んで、金庫の中に色々な国のお金がそりゃどっさりと詰まってるワケなんですが
何の感慨も湧かなかったのを覚えています。

ただの色んな色した印刷物。

旅行中もそうで、色んな国の紙幣を見て、

デザイン可愛いなぁ(*´Д｀*)とか思ったり
１０００００リラとか１０００００ドンとかゼロいっぱいのお札に驚きはしても、どれも諭吉札に対する感情とは違うかった。

なんでなの？

あの、子供の時「なんか買っといで」って手に握らせてもらった１００円の銀色感。
１０円の銅色じゃないスペシャル感。あれなんなの？？？

考えれば考えるほど分からん（ＴДＴ）！！！

、、、やけれども、分からんなりに推論を立ててみた。

この仮想通貨って存在の登場によって世界的にも変わってくるのだろうし、今後私がもっと賢くなって見える視点が変わればひっくり返るかも知れないけど、今現在の私なりに出した「お金とは何か＆なんで存在が掴めないか」の考察は

健全な社会においては、貨幣は他人の生産した財貨の“小切手”にすぎない。

んで、物々交換より小切手の方が便利だから皆使ってる。

でも、今の社会は健全じゃない。

そして、銀行の人が好きに刷ってる印刷物でしかなくって、だからデフレだインフレだデノミだが色んな事が発生する。

そして、そう言うことがあると一般の人達はすっごく困るのに対して一部のお金持ちはそれによりもっとお金持ちになる。

その上、本来、等価代償であるべきお金それ自体が商品でお金自体が売買される。
株とか、仮想通貨とか。それが貨幣の本質を歪めてるのではないかって話で

国家や法や政治のもとに生きている（法生活）
生産や消費のもとに生きている（経済生活）
文化や教育のもとに生きている（文化生活）

時に使用するお金はそれぞれ違う種類のモノであり

純粋な生産活動によって得られる収入
すぐれた経営手腕によって得られる収益
貯蓄によって得られる収入

のお金の種類も全部違うモノなのに、今、全部「お金」って一まとめになってるから色々問題がおきてるんでない？

って所で、

でもどうして「お金」を追うかって言うと「貧しさ」から逃れたいからであって、
貧しさを愛してます！って人なんて本来はいないと思う。

拝金主義やお金を追い求めるだけの人生は虚しいものだけれど

「清貧」とかドＭの変態宗教家が考えたか、お金持ちの人達が庶民納得させる為に打ち出したか、貧しい家のママンが子供納得させる為に搾り出した知恵かの３択しか考えられん(＞Д＜)！！

貧しいのイヤやん！！！

自然な感覚で感じたら絶対イヤやん！！

世界中が熱くも寒くもなく、服を着る文化もなくて、そこいら中に植物が実を実らせまくって、海では浅瀬で魚も貝も取れ放題なら良いけれど、そうでないなら
清潔で、ある程度のスペースがあって、きちんと夏は生存出来るくらいの涼しさを、冬は暖かさを得れる環境
美しいと思ったものを纏えること
空腹に耐えなくて済むことを、美味しいと思えるものを口に出来ること

それらが生活で揃う事は豊かな事ではないやろうか。

美術館に行くのだって、音楽鑑賞をするのだって、勉強をするのだってお金がいる。

『パンを得る過程においておのれの潔白を失うようなら、むしろひと思いに餓死する方がいい』ｂｙソロー

やけどさ！！

いや、私も東京よりはウォールデン湖畔で住みたいし、ソローさん大好きやけどさ！！

楽しく仕事してお金いっぱいって選択肢もあるだろうよ！！

お金で買えないものも沢山ある。

私が欲しいモノのＴＯＰ１０は全部買えない物だ。
健康だったり、知識だったり、優しさだったり、空だったり、海だったり。

でも、ある程度まではお金が助けになる。
貧しく粗悪な食べ物しか口に出来ず、過酷な労働条件で毎日働いてまともに病院にも行けない人より、お金を持っている人の方が健康を維持出来る確率は高いだろう。

お金は人を幸せにしない。それは分かってる。

でも、貧しさから逃げ切るツールにはなり得るのでは無いか。

そして、今の日本では生存を脅かすレベルの貧しさは殆どないと思う。